先日のシルバーウィークにいつもお世話になっているアウトドアショップ(アーベントイヤー)さんのキャンプイベントで伊方町のムーンビーチ井野浦キャンプ場まで行ってきた。
西条から約2時間半ちょっとのところとまあまあ遠い。愛媛県内だけどほとんど行った事ないところで新鮮。
メロディロードとやらが所々あり同乗していた娘とタイヤで踏むたび地面の滑り止めで奏でる『海』(たぶん)を必死で聞きながらやっと到着。
とまぁ、そこで初のSUPをしたというわけだ。私にとっては海に入るなんてもしかすると20年以上振り!と言葉にするのも怖いくらい久し振りの事。どっちかというと、嫌、言わなくても絶対的に海より川派の私。SUPデビューは川でしたかったがそこは仕方ない。目の前は海だ。従うしかない。
なので絶対海に落ちたくないので最初のレクチャーは真面目に聞き真剣にやったせいか、意外にもすんなり乗れるではないか!普通に立ち漕ぎする分には踏ん張ればなんとか落ちることはない。
社長はというと、自由人なんでレクチャーはさっと聞いただけでさっさと自分で乗り始める。案の定誰よりも早く海に落ちるというのを早々に繰り返してる様子。やっぱりな、この人はどこにいっても何をしても破天荒。
まぁ、そんなのはほっといて『のれる!のれる!』と楽しんでいたらインストラクターの先生が私に今度は技を教えてやるよと。
ボードの後端に立って360度クルッとボードを回転する技をレクチャーしてきたのだ。
いやいや、そんなんしたら海に落ちるから。やりたくないし。落ちてからが楽しいからやれと言わんばかりに教えてくる先生。
あまりにも熱心に言ってくるものだから、期待されたらそれに答えたいし、すぐ調子に乗るという悪い癖が出て結局やってしまう私。
でも、あれ?できてしまう。先生は深く沈んでクルッと回っていたが初心者はただ水面上でボードをクルッと回すだけ。『こんくらいは出来るし!』と余裕をぶっかましていた途端、ドボンっ!!
は??? 海に落ちた。絶対落ちたくなかったのに落ちた。
そこからはもーしょうがない。何回も落ちた。一回も二回も変わらない。どーせ減るもんじゃないし。ではないがもう浜辺に上がった時のスッピン以外は何も怖いものはない。
SUPやる前に誰かが言ってたな。『落ちてからが楽しい』と。
間違いない。落ちてからがめちゃくちゃ楽しかった。