少し前の話だけどゴールデンウィークに高知の蔦屋書店に行ってきた。ここはカフェやご飯、雑貨などいろんなお店が入っていて賑やかな雰囲気で好きな場所。何よりいつも素敵な本との出会いがある本屋さんだ。
本屋さんとは実家のすぐ近くに宮脇書店があったので(今はない)学生の時は多い時で週2くらいで本屋さんには通ってた関係だ。
今はスマホでなんでも情報を得ることができ、最近の流行りなんかもすぐわかるけど、昔は本屋さんに行って平積みされている本や、漫画、雑誌なんかを見て今の流行りをなんとなくチェックするのが私の本屋さんの歩き方だ。
だから今も本屋のさんに行くと平積みを見てあれこれ発見したり今の流行りなんかをなんとなく感じたりするのが楽しい。
そんな目線で今回も本屋さんをうろついているとあることに気づいた。本のタイトルが『静かな時間』『静かな人はうまくいく』『人生は期待ゼロがうまくいく』『求めない練習』『やらない事を決める』など。頭の中のものを引き算する。または考えるの辞めました。的な本のタイトルばっかりが並んでいた。少し前は『インプット』『成功や成長』『変化』を求めるようなタイトルの本が多かったのに。今は『何もやらない』ときた。
今の世の中の疲れがここにも出てる。クソみたいなアルゴリズム、誰かの成功、誰かの正解、あれやらないと、これやらないと。そりゃ疲れとるわ。
今は前へ進む事よりちょっと休む事が求められてるみたいだ。それは私も激しく同意でしかない。
平積みされた本を眺めながら、今みんなが何に悩み、何を求めているのかをなんとなく感じる。
そして同時に、私は世の中から取り残されていないか。変な方向へ行っていないか。そんなことも少しだけ確認している気がする。
時代の流れを見ながら、自分の立ち位置を確かめる。私にとって本屋さんは、そんな場所なのかもしれない。