こちらのお家の最大の特徴は動線です。一つ一つの生活ルーティーンの間にすべてが効率よく行える部屋の配置にし無駄のない動線設計を叶えました。
動線① 家族動線 玄関⇔土間収納⇔WIC⇔LDK
帰宅時、外出時の動線に無駄をなくしました。土間収納からWIC（ファミクロ）に繋がっているので洋服選びと靴選びが同時にでき準備が楽。さらにWICをL字にゾーニングしているので、制服やかばんなどの普段使いのものと、おしゃれ着等を分けて収納できます。玄関からキッチンまでショートカットして抜けれるので買い物動線も良いです。
動線② お客様動線
家族動線とお客様動線を分けることで玄関に靴が出ないのでいつも片付いた玄関になります。
動線③ 玄関⇔WIC⇔脱衣室
汚れて帰ってきても脱衣室まで動線が短いので汚れる面積が最小でリビングに汚れを持ち込まずに済みます。また脱衣室の隣が洗面台なので手を洗ってLDKに入る習慣も身に付きやすい動線です。
動線④ 寝室⇔洗面⇔脱衣室
起床してから支度が流れる様にできる動線です。忙しい朝に少しでも効率よく時間を使いメリハリのある生活ができるかも。
動線⑤ 子供室からも近いWIC（ファミクロ）
WICをお家の中心に配置しているので寝室と子供室を対角に配置しても使いやすいポジションのファミクロになっています。
動線⑥ 脱衣室兼ランドリーリーム⇔WIC
言うまでもなく最短の洗濯動線。室内干しをしてそのまま隣のWICに片付けができます。脱衣室に作業カウンター設置しているの洗濯物を畳んだりアイロンかけも面倒なくでき憧れの動線です。
動線⑦ キッチン回りの回遊動線
キッチンとダイニングテーブルを並列にすると横動線が長くなるので両サイドからぐるっと回れるようにしています。
動線⑧ テレビ裏収納
テレビ面の壁の背面にとった収納。テレビ周りのAV機器を置いたりリビング周りに散らかりがちなおもちゃや雑誌、小物などをすっきり収納できます。片付けの一時避難場所にもなって便利です。
コンパクトな平屋で住みたいお家を叶えるには効率の良い動線を考えた間取りにするのがポイントです。そうすれば無駄を省き手ごろなサイズ感の住みやすいお家ができると思います。
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おうちラボご視聴ありがとうございました（解説ブログ） – 住宅作家 (jutakusakka.jp)
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