先日行われた建前レポです。当日天気はとてもよかったのですが、実は台風や不安定な秋の天気により2回建前を延期させて頂きました。建前を迎えるまでにもたくさんの段取りがあり今回お天気事情に苦戦をしましたが当日は最高の秋晴れの中で建前ができました。

朝7時30分、オーナー様ご家族に現地に来てもらい最初の1本目の柱をいれてもらい、2本目は奥様と一緒に柱を入れてもらいました。何か一つでも建前の思い出にと思い住宅作家のオリジナルの法被を着てやってもらってます。子供用の法被も作っていてけっこう好評です。

建前は早朝から始まり一日をかけて柱や梁を組み立て、屋根の野地板をはり、夕方頃屋根屋さんがきて防水シートを野地板の上にはってもらい大方終了です。一日で基礎しかなったのにいきなり家が建ちます。大工曰く、建前は一番気合をいれ気を張って仕事をする日だそうです。

大半のお客様はこの説明をすると、「一日でできるんですかぁ???」と驚きます。そうですよね、ほどんどの方は一生に一回あるかないかの出来事ですもんね。だから本当に一日で出来てしまう様子をみて感動してくださったり驚かれたりしてくれます。

私自信も建前の日は何度見ても大工さん達の仕事風景に見とれてしまいます。10センチほどしかない細い梁の上をスタスタ歩いて、けっこう重たいかけや(大きな木の金槌)を下向いてトントンしている姿はくぎ付けになってしまいます。

夕方ようやくすべての材料が組みあがりお家のカタチになってから上棟式を行いました。この時はオーナー様のそれぞれのお父様お母様にも来ていただきみんなで工事の無事を祈念しました。

今回のお家は平屋で約38坪のお家です。帰宅同線や家事同線にこだわって間取りをつくりました。住宅作家らしいお家がまた一つ出来ると思うのでお楽しみに。