あなただけの絶対価値のある家づくりをやっている住宅作家にしかできない造作家具の一部をご紹介したいと思います。

今回はキッチン背面収納です。一番ベーシックな組み合わせにいくつかお客様のご要望を加えたキッチン背面収納です。

住宅作家のキッチン背面収納のベーシックプランといえば、背の高い引き違いのトール収納に上下に分かれたカウンターと吊り戸収納の組み合わせ。

いつもはトール収納の方に家電も食器もしまうパターンが多いのですが、今回のご要望は家電部分と食器棚部分を同時に使いたい(トール収納だと片方に家電もう片方に食器を入れた場合、引き違いなのでどちらかを使うときに扉を開け閉めしなければならない。)さらに家電も隠してしまいたい。というリクエストを頂きました。

それで考えたのはこんな感じ。

左上は神棚、下段の右は炊飯器、真ん中トースター、左電子レンジを置くようになっております。それぞれ軸回し扉なので扉を本体の箱の中に収納でき普段はオープンでも使えるスタイルです。下段の左端はゴミ箱ワゴン(キャスター付き)になっていています。

これで家電と食器棚が同時に使うことができ、使いたいときに使いたい部分だけ開け閉めでき見せたくない部分を見せなくて済みますね。そのほか小引出しや、深さの違う引出しなんかも組み合わせて収納したい物がしっかり収納できるように設計しました。

さらに間接照明を造作家具と組み合わせることで、造作だからこそできる機能性を備えた唯一無二のデザインと他のインテリアと統一感のある技ありのキッチン背面収納になってます。

いかがでしたか?自分だったらこうしよう、あぁしようとアイディアいっぱい沸いてきますよね。私もお客様と打ち合わせをしていて、みなさんのアイディアになるほど!!と感心してしまうことが多々あります。そんな想いをカタチにするのがとっても大好きです。是非ご参考にしていただけたらと思います。