いつもblogの書き出しに困ってます。という事で今日は窪美澄さんの「夜に光を放つ」という素敵な本を読んだのでUPします。

本のカバーがかわいくて目を引かれたのと、帯に直木賞受賞とあったので手に取りました。それにカバーを外した本の表紙や裏表紙もとても素敵でした。

好きなYOUTUBEチャンネルの「有隣堂しか知らない世界」というチャンネルでお笑い芸人の又吉さんが出てた時に紙の本が好きと話していて、表紙を開いた時の色や文字のデザインなどブックデザイナーさんが色々考えてやってるから、それも楽しみの一つ。というのを見て今まで一度も外した事なかったのに私もそれからカバーを外して表紙を見る事にしました。

【芸人・作家】又吉直樹の世界 ~有隣堂しか知らない世界118~ – YouTube

カバーを外して思い出しのですが、漫画なんかもカバーと表紙が違うのなんかあったりしてちょっと得した気分になったりしたなぁ。作者の方やデザイナーさんのコダワリを感じれて私はそういうのが大好きです。

という事でこちらの「夜に星を放つ」ですが、短編小説集になっていてどれも文章が美しく、物語の情景や人物像や気持ちが丁寧に作られた映像を見ているようでした。(ってあんまり本も読まん私がめっちゃ偉そうにいうたけどそのくらい美しい残像として残ったよ)

今回も印象に残ったところの抜粋がこちら。

なんて素敵な文。わたしの語彙力がなさすぎて伝えれないのが残念なんですが、仕事も忙しくプライベートでも色々あるこの僕にとっての休みは解放感に満ちた休みとかではなく、乾いた心が静かに満たされるような時間なんだろうな。って想像することができそれを「休符」という言葉で表現しているのにめちゃくちゃ惹かれました。

窪美澄さんの「夜に光を放つ」は心の深いところに静かに響く一冊でした。

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