いつものキッチン造作カウンターにひと工夫加えたパターンをご紹介します。

プランのご要望で子供の勉強スペースがLDKのどこかに欲しい!というのは皆さんありますよね?こちらのお家の方は勉強スペース欲しいんだけどがっつりとるとリビングが狭くなってしまうのが嫌だし、ずっと使うかわからないし、かといってダイニングテーブルで宿題されるのも嫌だな・・・どうしよう。というお話がありました。

そこで、キッチン前面カウンターをひと工夫しました。まずダイニングテーブルとカウンターをつなげた造りにしてそこをスタディースペースにしました。スタディースペースにしないときははすっきりこの状態でつかうのも良いですよね。やっぱり文房具や教科書など何かとしまうところも必要になってくるので、引出し収納もとることに。こんな感じでキッチン前面カウンターを造るとスタディースペースとして宿題もできるし、じいじ、ばあば、または友達が来た時もわざわざリビングに行かずに皆でご飯を食べるダイニングテーブルとしても活躍できます。

と、ここまではいつもの感じなのですが今回はひと工夫。引出し収納を可動式にしました。これならスタディーカウンターとして使わなくなったら子供室に収納を持っていき自分の机の引き出しとして使えます。おそろいの造作のカウンターを作ると納まりもよく見栄えも良いですよね。また、来客が多いときはリビングの隅っこにしまっておき、空いたスペースに椅子を置くともっと大人数で食卓を囲めます。

引出し収納は動くので勉強机としてのレイアウトも自由自在です。兄弟で一緒に仲良く使いたいときや、ちょっと離れて使いたいときなど色んなシーンに対応可能です。

引出しごと引き出せばサブテーブルになるので、教科書や道具が多いときなど広く使えて使い勝手がよさそうです。

因みにキッチン前の立ち上がり(モルタル部分)を低くすればするほど、キッチン前カウンターの席とキッチン側の席の会話はしやすくなります。今回はキッチン側の立ち上がりの部分にニッチをとったのと手元隠しの為少々高さがあるカウンター(モルタル部分)になっております。

ということで今回は、お子様の使用頻度やシーンにあわせてフレキシブルに使えるスタディーカウンターをご紹介しました。

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