過去のお家の紹介で作った間取りの説明が出てきたのでUPします。ちょっと見にくいのですが拡大してみていただけたらありがたいです。

『絶対平屋にすみたい人の家』という事で土地の面積が55.46坪と平屋を建てるには少し小さめの土地にどうしも平屋を建てたい!という方のお家です。土地がコンパクトですが設計しやすかった点は、南面と東面の2面が道路に面していて、尚且つ道路の幅が広かったところです。駐車場の計画がしやすく、日当たりも考えやすいので設計の自由度は上がりました。

設計時に意識していたことは、お施主様の帰宅同線を意識した間取り造りです。帰宅→手を洗う→お風呂または着替え→リビングへという順に行ける様に間取りを作りました。また、子供室は将来区切れるようにしてキッチン背面収納の裏の廊下を子供室のクローゼットに改造する予定で間取りを考えました。

ダイニングテーブルをキッチン側まで伸ばし、宿題スペースや人数が来客時にも対応できるようにしています。リビング側から見たカウンターの立ち上がり面はモールテックス仕上げで質感を上げつつ軽さをだしました。キッチン背面収納の裏はパントリーまたは本棚になっています。

玄関は上がり框をL字にして広く見える様に工夫しました。玄関の奥には1畳ほどの土間収納があります。壁一面棚板なのでスニーカーで約50足程度収納できますよ。実は玄関入って正面の足元の部分も埋め込みの玄関収納になっています。

ウォークスルークローゼットの収納は造作でつくりお家全体の雰囲気と合わせ統一感をだしてます。通り抜けできる収納なので少しでもほこらないようにオープンな収納にも扉を付けました。

また、書斎もありコンパクトながら充実したお家になりました。座った時の目線の位置に窓を設けて視線の抜けをつくっています。小さいお部屋でも外が見えることで窮屈感も少なくなり居心地の良い場所になります。

ということで敷地面積55.46坪に延べ床面積が28.80坪の『絶対平屋にすみたい人の家』の紹介でした。