自転車を楽しむ家で色々コダワッたアイディアを紹介したいと思います。

キッチン隙間収納

まずは絶対紹介したかったキッチン背面収納にとり入れた隙間収納です。既製品の隙間収納をリメイクして造作家具の中にとりこみました。このアイディアは結構人気で何軒か施工しています!

使用した隙間収納は田窪工業所のキッチン隙間収納トールワゴンを使用しました。造作家具と一体化させるために、そもそもついている正面の鏡板を外し(とってがついている部分)造作家具と共材で鏡板を建具屋さんに造ってもらい付け替えました。

買い置きの調味料やペットボトルなどが入ってすごく便利に使えそうですよね。お酒のストッカーなどとしても重宝しそうです。

また安全性も考慮して、ワゴンを引き出した時全部が引き出しきれない様にストッパーもつけワゴンが転倒しないような工夫もしております。

スタディースペース

続いてスタディースペースです。よくあるのはリビングの一部にあることが多いのですがこちらのお家は廊下に配置しました。しかも扉付きなので作業途中だったり散らかっていたりしてもさっと扉を閉めると何事もなかったかのようにすっきりです。

こちらのオーナー様は使用頻度はそこまで高くないのでリビングにつけるのではなく、普段目に入らなくて邪魔にならない場所にしてほしいとのご要望もあったので廊下に配置しました。

細かい納まりの部分でいえば引き違いの扉を開けた時、カウンターに座って左側の側板と開けた時の扉が面一(つらいち)に揃うように計算して建具の割付けと造作家具の割付けを考え施工しています。このような納まりは造作でしか作れないところで住宅作家が大切にしている一つです。

可動間仕切り

玄関に入って土間がリビングまで続いているお家を造る場合、ご提案するこちらがよく思うことはそこまでオープンにして大丈夫なのか?とひとまず心配してしまいます。住まれる方のタイプにもよるのですが玄関開けるとぜーんぶ見えてしまうのはちょっと落ち着かないしプレッシャー感じますよね。

その落ち着かないを解消するために、幅1メートル60センチのシンプルな間仕切り1枚扉を設けました。扉は壁の間に収納されているので開けていると全く存在感が感じないようにしているのもポイントです。

細かい納まりもお伝えすると、上吊りで縦枠も横枠も入れておらずできる限りシームレスに作っています。さらに扉を閉じたときに茶色い扉の存在を消すために、扉の小口の部分はクロスと同じような白に塗装しています。扉本体の色(茶色)と扉の小口の色(白)を変えるちょっとしたひと手間が最終の美しさに繋がり、こちらも造作でしか作れない納まりの建具です。

このように住まわれる方の想いやコダワリ、使い勝手をカタチにしていってます。つくるこちらもとことんコダワリ抜いて、いつも考え手をかけて住宅をつくっています。

Instagramでは伝えるのが難しいところはblogで伝えていきたいと思いますのでまた楽しみにしていただけると嬉しいです。

設計編はコチラ
↓↓↓
自転車を楽しむ家(設計編) – 住宅作家 (jutakusakka.jp)

以前、お家laboで紹介したので動画でもチェックしてみて下さい。
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2020年3月14日放送 住宅作家『アウトドア好きのキッチンから眺めを楽しむ平屋のおうち』 – YouTube

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